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演劇×お坊さん(前編)|S-Labo

演劇×お坊さん(前編)

中野 孝海
考察
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仏教を演劇で?

仏教の歴史が始まって2500年以上。最初に仏教の教えを説いたお釈迦様は言葉によってその教えを伝えました。時代を経るにつれて言葉や文字だけでなく、絵画や漢詩、音楽などを通してその教えを表すようになってきました。そして最近では映画やドラマなどで仏教を伝える動きもみられるようになりました。ならば演劇という分野で仏教の教えや魅力を伝えることも可能な筈です。

道元の冒険

作家である井上ひさし氏の初期の頃の作品に、『道元の冒険』という作品があります。これは道元禅師の生涯を題材にした作品で、初演の時に使用されたオリジナルの台本は原稿用紙で360枚以上に及び、そのまま上演すれば上演時間は6、7時間に及ぶという超大作だったいわれており、随所に仏教の教えや道元禅師の思想が散りばめられています。
この作品は1971年に初めて上演されましたが、2008年には先日亡くなられた蜷川幸雄演出の下で再び上演されました。主人公の道元禅師役を演じたのは俳優の阿部寛。舞台上で実際に袈裟を纏い、坊主頭のカツラを身につけて主人公を演じています。
このことからも演劇で仏教を表現するということは可能であるということがわかります。そして現に演劇と宗教の間には、昔から深い関わりが存在しているのです。

宗教と演劇の関わり

原始演劇と呼ばれる時代、演劇は現代のような芸術性や娯楽的な要素よりも、宗教的、呪術的要素が強かったという風に考えられています。雨乞いや占いなどの儀式の中で、人々が神仏や自然、動物の姿や動きを模倣し、感謝や祈り、時には畏敬の念を込めて舞などを捧げる。そういった儀式的な行いから徐々に人々の間に広まり、娯楽的要素だけでなく宗教や政治的要素など様々なものを取り入れ、日まで至ったという風に考えられています。

法要は演劇だった?

このように長い歴史を持つ演劇ではありますが、基本的には、
①俳優 ②観客 ③戯曲
この三つの要素が揃っていれば成立するという風にいわれています。そしてこの三要素は演劇だけに限られたものではなく、他のものにも当てはめて考えることができます。
例えば大きなお寺などで行われる法要。これもこの演劇の三要素に当てはめて考えることができます。俳優は「僧侶」であり、「観客」は参列者。戯曲は何なのかというと、それは法要の流れや役割などの段取りを記した「差定」であり、法要の中で読まれる「経典」であり、この法要が行われた理由を明らかにする「回向」などがこれにあたるのではないのでしょうか。
曹洞宗の場合ならば福井県の永平寺や神奈川県の総持寺などの大規模な修行道場で行われる法要がまさにそれにあたります。一人一人に与えられた役割を全うしていくことによって法要全体が進んでいく。そう考えると法要の中にも芸術的な価値を見出すことができるのかもしれません。

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