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笑い×お坊さん(前編)|S-Labo

笑い×お坊さん(前編)

中野 孝海
考察
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滑稽なお坊さん

落語や昔話、説話集に登場するお坊さんは、滑稽な姿で描かれていることが度々あります。とんちの効いた子坊主であったり、坊主らしからぬことをしでかす破天荒な性格であったりと種類も様々です。失敗もすれば恋もします。そのような物語であっても多くの場合結末では本質である仏教の教えに結びついているのですから驚きです。笑わせつつも仏教の教えをしっかりと伝える。言うのは簡単ですが、実際にやると非常に難しい。その理由の一つとして、笑いの多様性にあります。

笑いについて

・お笑い芸人の芸を観て爆笑する。
・久しぶりに会った友人と談笑する。
・生まれたばかりの我が子を抱いて微笑む。
これらの文には全て「笑」という字が使われており、内容も笑うことに関するものです。しかし、同じ〝笑い〟という字が使われているにも関わらず、その人が一体どのような笑みを浮かべているのかが想像できるかと思います。そして同じ笑いであるにも関わらず、それぞれで様子が異なっていることもイメージできるはずです。このように一言に笑いといっても実に様々です。そしてその定義も人によって大きく異なってくるのです。

笑いの種類

例えば、演芸作家・エッセイストである小田正吉氏は著書の中で笑いのことを以下のように分類しています。
①ウィット……人を刺す(風刺する)笑い
②コミック……人を楽しませる笑い
③ユーモア……人を救う笑い
 また、医学博士である志水彰氏は、自身の著作の一つである『人はなぜ笑うのか 笑いの精神生理医学』という本の中で、笑いの種類を以下の三つに大きく分類しました。
①快の笑い   ……生理的な欲求が満たされた時など、人間の持つ基本的な笑い
②社交場の笑い ……人間関係を円滑に行うための技術的な笑い
③緊張緩和の笑い……緊張状態が緩和された時に生じる笑い
 著書の中ではこの三つを更に細分化して紹介していますが、その中ので私が注目したのが③の〝緊張緩和の笑い〟なのです。何故この笑いに注目するのかについては次回お話ししたいと思います。

緊張緩和の笑い

医学博士である志水彰は自身の著書の中で緊張緩和の笑いについて、更に二種類に分類し、以下のように説明しています。
①強い緊張がゆるんだ時の笑い
 対象が強い緊張状態に置かれた際に、その緊張がゆるみ、解放された時に起こる笑いのこと。
②弱い緊張がゆるんだ時の笑い
 対象が、与えられた刺激に対してまず少し驚き、直後にそれが無害、もしくは愉快であることに気付いて安心、弛緩した際に生じる笑いのこと。
つまり、緊張が解れ、ホッとした際に生じる優しい笑いのことを表しているのです。

優しい笑い

お笑いや漫才などをステージで観ている時に生じる笑いは、大きな声をあげて拍手をしたりします。なので、終わった後は満足感と共に疲労を感じます。それだけ大きなエネルギーを消費しているということです。
 それに対して緊張緩和の笑いは、ホッとした時、安心した時に生じます。その時の肩の荷が下りた感じ、問題が解決したという安堵感はとても居心地が良いものです。そう言った優しい笑いこそが緊張緩和の笑いであり、これこそが、これからの僧侶や宗教者の活動に必要になってくるのではないかと考えているのです。

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