S-Labo

>> お好きなキーワードを選択してください。そのキーワードの記事がまとめて読めます。

Black or Whiteストレス一水四見アロマエンディング産業展Michael JacksonLGBTゲイman in the mirrorR-指定ラップくせのうたChildish Gambinoロボット人種差別HIP HOPインタビューお坊さんダイエットThis Is Nigeriaいじめ研究Shojin-ProjectCreepy NutsSOGIお金お坊さん,不思議な話,呪文,護呪経,アングリマーラ,パリッタコラムマインドフルネスフリースタイルダンジョンゲイバーHOME MADE 家族リラックスイベントWe are the worldガキ使This is AmericaエッセイThis is JapanWe are the world:25 for Haitiマイケル・ジャクソンセクシャルマイノリティ
S-Labo
tags

>> お好きなキーワードを選択してください。そのキーワードの記事がまとめて読めます。

Black or Whiteストレス一水四見アロマエンディング産業展Michael JacksonLGBTゲイman in the mirrorR-指定ラップくせのうたChildish Gambinoロボット人種差別HIP HOPインタビューお坊さんダイエットThis Is Nigeriaいじめ研究Shojin-ProjectCreepy NutsSOGIお金お坊さん,不思議な話,呪文,護呪経,アングリマーラ,パリッタコラムマインドフルネスフリースタイルダンジョンゲイバーHOME MADE 家族リラックスイベントWe are the worldガキ使This is AmericaエッセイThis is JapanWe are the world:25 for Haitiマイケル・ジャクソンセクシャルマイノリティ

死者の民主主義?|S-Labo

死者の民主主義?

松葉 裕全
河童,民主主義,死者,政治,葬儀

 僧侶の大きな役割の一つに「お葬式」があります。お葬式は死者を弔うこと、亡くなった方に安心して旅立ってもらえるように送り出すことです。つまり、そうした方に触れる機会が多いということです。皆さんもきっと一度は死ぬってどういうことかなとか死んだあとはどうなるのかなど考えたことがあるのではないでしょうか。僧侶は、そうしたことに常に触れることになります。今回の記事は、そうした亡くなった方について考える機会となりました。

0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e

河童に選挙権を?

 この記事はインターネットで見つけたものです。タイトルの面白さでついつい読んでみたのですが、とある番組を文字に起したものでした。そこに登場したのは、民俗学者の方で21世紀の民主主義について考えたときに、河童に選挙権を与えたらどうかということをお話しされていました。その方の考えでは「河童は亡くなった方の集合体である」らしく、河童ももとは人間であるということでした。そして、この社会の構成員は生きている人間だけではなく、死者も含まれているというのです。これを「死者の民主主義」というそうです。

死者の投票

 「死者に選挙権を」といわれても現実的とはさすがに思えません。実際に投票することも出来なければ、意見を表明することも出来ないからです。イタコやユタといった存在を介してならできるかもしれませんが…

 結局のところ死者の意見を投票という形で反映することはできません。死者の意見を実際に聞くことはできませんが意識することはできます。死者について考えるとき、昔の人ならばどう考えるだろうかとか祖父母や父母が残したものをどうするのかなど亡くなった方々の生きた証から考えることはできます。死者を意識することは、未来を考える上でも重要なことであるのです。

死者と共にあるということ

 僧侶は死者と関わる機会が多くあります。お葬式だけでなく、ご先祖様の何回忌という法事もそうですし、境内のお墓を掃除することもそうです。法要の場においてはご先祖様を大事にしましょうとか亡くなった方に思いを寄せましょうというお話をする場合もありますが、具体的な行動としてどうするのかということを意識して話をしていなかったことに気が付きました。「死者を意識する」ということはその方々が生きてきた時代や価値観を知ることも含まれます。死者から見た今の時代というものを考えることも必要だと思うのです。

 

参考記事

「河童に選挙権を」 https://www.houdoukyoku.jp/posts/10468

写真

鳥山石燕 「百鬼夜行拾遺」より

死者の民主主義?|ページトップ