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最近のお墓参りからみる仏教 ~えっ!? そんなお参りもありなんですか!?~|S-Labo

最近のお墓参りからみる仏教 ~えっ!? そんなお参りもありなんですか!?~

中野 孝海
仏教考察供養

冬も終わり、暖かな春がやってまいりました。まもなく春のお彼岸の時期もやってまいります。子供やお孫さんたちと共にお墓参りに行かれるという方も多いのではないのでしょうか?

しかし最近、お墓参りのスタイルが変わりつつあることを、皆さんは御存じでしょうか?

最近のお墓参り事情について、少し考えてみました。

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伝統的なお墓参りはこれからどうなっていくのか? 御先祖様もドキドキです。

伝統的なお墓参り

 お墓参りの作法は人それぞれです。お寺や宗教ごとにも違いますし、お墓の持ち主である家々でも異なります。共通して言えることは、お墓を綺麗に掃除して、花や線香などを供え、手を合わせる。それが世間一般的なお墓参りの姿であり、伝統的なお墓参りといえるでしょう。

 小さなころから親や祖父母に手を引かれ、家族みんなでお参りしたという経験がある方もいれば、今まで親が行っていたが、代わりに行くようになったという方もいることでしょう。もしかしたら、今年からお墓参りデビューする方もいらっしゃるかもしれません。

 兎にも角にも、お墓のある現地に足を運び、その場でお参りをする。それが古くから日本で行われてきた伝統的なお墓参りのスタイルでした。

 しかし、今現在その伝統が変わりつつあるのです。

代行サービスでお墓参り

 皆さんは、「お墓参り代行」というサービスを御存じでしょうか?

 このサービスは文字通り、仕事や健康など様々な理由でお墓参りに行くことができない依頼主の代わりに、お墓を掃除し、お参りをしてくれる代行サービスです。当初は何でも屋や掃除会社などのサービスの1つとして行われてきましたが、最近ではお墓参り専門の業者も登場しています。

 全国各地の墓参り代行業者の情報をまとめた「お墓参り代行.com」に掲載されているものだけでも、今現在で全国に1247件ものお墓参り代行サービスが存在しており、登録されていないものも含めれば、かなりの数になることは容易に想像できます。

 主なサービス内容としては、お墓の清掃を行い、花や線香をお供えしお参りをする。中にはその様子などを写真や映像に記録し、後日送付してくれる会社もあります。値段は業者によって様々ですが、その多くが東京や大阪、愛知などの大都市に集中していることから、故郷を離れた方々をターゲットにしていることが伺えます。

ふるさと納税でお墓参り

 最近何かと注目されているふるさと納税。地方に一定額を寄付することによって所得税や住民税の一部が還付・控除されるだけでなく、その土地の特産品などを返礼品として入手することができる人気の制度です。

最近、このふるさと納税の返礼品として、お墓の清掃などを行う都道府県が増えてまいりました。

 ふるさと納税の情報まとめサイト「ふるさとチョイス」で「お墓」と検索していただくと、関連する商品が合計で230件表示されます。その多くはお墓の清掃や見守り、お参りなどを代わりに行う代行サービスです。金額も自治体によって様々ですが、おおよそ1万円前後で1回のサービスを受けることができます。

 中には卓上用の小さな墓石やペット用のお墓を返礼品として用意している自治体もあり、長野県の小諸市においては市営共同墓地にある合葬墓の「永代埋葬権」なるものも商品としてラインナップされているから驚きです。ちなみに価格は24万円。クレジットカードでの支払い対応しているそうです。

ネットでお墓参り

 普段の生活に欠かすことはおおよそ不可能となったインターネット。娯楽やショッピングだけでなくビジネスにも必要不可欠です。回線さえ繋がっていれば、何時でも何処でも利用することができる。最近ではその利便性に注目し、ネット配信でお参りの様子を生中継するサービスを始めたお寺も出現しました。

 しかし、今回ご紹介するのはインターネットなどWeb上にお墓を構える「ネット墓」についてです。

 ネット墓とは文字通り「ネット上に作られた架空のお墓」であり、パソコンなどの画面上に映し出されたお墓の画像や故人の写真に対してお参りをします。中にはマウスのドラッグ&ドロップで線香やお花を供えることもできれば、お経を流すこともできるサイトもあります。日本ではまだ余り馴染みがありませんが、海外では「サイバーストーン」と呼ばれることが多く、こちらは「個人のお墓」というよりも「故人とのメモリアルページ」という印象が強いように感じました。

 また最近では、スマートフォンのGPS機能などを用いた「スマ」のように、VR(仮想空間)やAR(拡張現実感)などの最新技術を応用したサービスも登場し、今後も更なる発展が予想されます。

多様化するお墓参り

 時代の流れに呼応するかのように、目まぐるしく変化するお墓参り事情。

 便利になっていく反面、1つのお寺の住職としては、従来家族や身内で行われてきた伝統的なお墓参りが、お金を払って行うサービスの1つへと変化しつつあるという点に少し物寂しさを感じるのも事実です。

 ですが、その背景には経済的な問題や距離的な問題、健康状態や年齢などその人自身が抱える問題など、1人ひとりが抱える様々な事情があることも事実であり、形は違えども、そのサービスを通じてその人のことを想い供養しようという気持ちがあるということも事実です。

 多様化するお墓参りサービス。どんなに形が変わろうとも、その根本は変わらないのかもしれません。

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